得意分野とノブナガ理論
去年くらいからまた音楽がやりたいという気持ちが出てきたのでDAWを使って作曲などをしてるんですけど、まぁその、なんというか、率直に言うとマジでまっっっっっっっっっっっっっっっっったく作れないですね。
ピアノなり、ギターなりをやってきた人はそれなりに自然なコード進行だったり音感が身についてるんだろうけど、そう言う下地が全く無い状態で漠然とカッコいい音を求めるせいで毎音総当たりの泥仕合をやっています。
しかも自分のやりたいメロディが作れたからといってもそれが格好良いとは限らないので、一音入れては聞きの繰り返しで膨大な時間を使った果てにオナラのアンビエントみたいなフレーズが完成して心底嫌になり一ヶ月ソフトを立ち上げないなどの無為な生活を半年位やってました。
ただ不思議なことに繰り返しオナラの合唱を聞いてると大分匂いにも慣れてきて「これで十分!!(つーかこれが限界)」という半ばヤケクソ気味の、しかし現状の実力を認めている「4mの円を張った時のノブナガ」みたいな境地になってきます。
これは結構大事な考え方だと思っていて、どれだけ頑張っても苦手なものは得意分野よりは伸びにくいと思うんですよね。このシーンのノブナガはネタにされがちだけど4mはノブナガの太刀の間合いなので、自分の得意技である居合を活かせる間合いまでなんとか広げる努力をしたんだろうなって思う。そうだろ?ノブナガ
あのキルアだって円自体ができないけど神速でそのデメリットを帳消しにしてる。
円は必須では無い。
つまり何が言いたいかというと、現状の実力で何とかするしかないっすね。得意な分野を中心に、不得意な分野は得意分野を最低限活かせるラインまでなんとか引っ張る。(もちろん引っ張ってくる為に適切なインプットをしなければいけない)それでも足りない部分はノブナガ理論で何とか自分を納得させる。この繰り返しで必要な能力が身についていくんだろうなと思うし、それができる様に頑張っていきたい。
元々このブログ始めたのも、作ったものを発表しやすい環境作りだったので、口だけにならない様、例えお尻の行進曲でも人目に晒そうね。ノブナガ
年下のすげー人達
M-1の準決進出結果出ましたね。
和牛、ミキ、さらば辺りの順当な所が出ながらもトム・ブラウン、侍スライス等ヤバイ人達が上がってきて決勝がますます楽しみになってきた。三四郎は敗者復活枠で出て欲しいなあ
最近作ったお笑いの話をするライングループで「準決進出の発表来たね」と発言。
梶くんが「嘘!まじ!本当じゃん!」と感情の爆発を見せる中、藤井が「関西組多いな」「さらばは賞レース強過ぎ」など1ミリも感情を出さずに批評していてちょっと怖かった。
四千頭身が準決勝に上がれなかった。
ネタの完成度的に決勝に上がっても全然おかしくない位の仕上がりになっていたから凄く残念。
とはいえワイルドカードの進出権があるからそれに期待したい。絶対投票する!
3回戦「正夢」の好きなところ
・「ハイライトだよ」「トラウマだろ」の間の完璧さ
・「俺も正夢よく見るんだ」「見てそ〜」の友達感
・「正夢だったら良いなあ〜」の起承転結で言う「転」に来た感、風船付きの家がマンションって判明する時も普通に声出た
・石橋君が「つづきが〜」と話す時つづき君が「つづきとは私です」というジェスチャーをしている所、ヘマをした話の時はごめんなさいのジェスチャーもしてる
・「家から出んな」→「家からは出よう」の時つづき君が混乱してるところ
・「コロコロコミックのオチみたいだな」の「コロコロコミック」辺りで会場がもう笑ってた所。言わんとしてる事が分かった時点で笑えるよね
途中つづき君ファンのおばさんみたいになってしまいましたがやっぱり四千頭身は最高!
ネタの発想は結構奇抜な物が多い中、一貫して分かりやすさに重きを置いてるのを感じる。(正夢も最初の状況説明が大事で、時間がかかる所だと思うんだけど説明を上手いこと会話に落とし込んでた。)
ネタ数も多いし、テレビで同じネタをやる時も必ずどこか変えていて真摯さがある。
何より3人のネタ中の落ち着き具合が凄いと思う。結成2年であの感じ出せるんだ。
年下なんだよな。
準決進出した東京ホテイソンも年下で
芸人だけじゃなくてバンド、俳優、スポーツ選手で年下の人達がガンガン活躍しだしたね。
25を目前にしてブログ書いてる場合じゃ無い気もするんだけど、年とか関係なくちょっとづつ何かを作って、発表して、生きていきたいぜ
あと
カッコいいね。
回数制限
ここ3週間くらい咳が止まらなかったので病院へ行ったら咳喘息と診断されて吸入器を処方された。
グーニーズのマイキーの喘息抑える吸入がカッコ良いと思っていたから嬉しかったんだけど、身体に負担がかかるから映画みたいに連発しちゃダメらしい。
一応症状が軽微な方だから「1日4回まで」と使用上の注意を受けたんだけど
霊丸と同じ回数制限じゃん
マイキーと浦飯幽助の気分同時に味わえるの?
そんなことある?
回数制限を課された事で喘息を抑える行為にかなり色が付いていくのを感じる。
漫画においても回数制限っていうのはストーリーにかなりのドラマ性を付与してると感じていて
例えばさっき言った霊丸なんかは幽助が最初に覚えた必殺技で、最後まで切り札として使われたけど、
序盤のパワーアップで1回から4回までに増えたっきり最後まで4回のルールは基本的に崩れなかった。
数が制限される事で、その技を 使う時は ここぞ という時で、必然的に盛り上がるシーンになるし、
そんな大事な霊丸を無駄に使っちゃうシーンなんかは幽助のキャラを表してたりして凄く良い。
片手で弾いた戸愚呂への絶望感なんかも演出できる。
そんなドラマ性を日常に与えられて、かなり浮ついていて、午前中には4回既に使ってて
めちゃくちゃ制限を破りたかった。
制限があったら絶対破る展開あって、それなりの代償を払いつつ、絶対盛り上がる。
めちゃくちゃ破りたい 破ろう 今しかない。
「はずすぜ、ばーさん」と思いながら給湯室で吸入をした。
制限を破った
代償は無い。だって症状重い人は8回くらいまで良いらしいから。倍まで大丈夫なのかよ
でも気分は良い。
凄い良い気分だったけど、完全に浮ついていた。
その日は仕事でミスしまくってめちゃめちゃ怒られてしまいました。
伊達にあの世は見てねえぜ。